海からはじまる新しいまちづくり
函館は、豊富な水産資源と水産・海洋分野の優れた学術研究機関や関連産業が集まる街です。
こうした地域の優位性をより高めようと、平成15年に生まれたのが「函館国際水産・海洋都市
構想」です。私たちが目指しているのは、国際的な水産・海洋に関する学術研究拠点都市。産
学官が連携してマリンサイエンス分野で世界をリードする研究成果や革新技術を生み出し、雇
用の創出と産業経済の活性化に結びつけるのがねらいです。
函館市国際水産・海洋総合研究センターとは
本センターは、入居型の貸研究施設として、学術試験研究機関や民間企業が入居できる研究室を備えています。隣接する岸壁には調査研究船が直接接岸でき、また、函館港外から直接採取した海水を水槽実験に使用することができるなど、水産・海洋分野の研究開発や、産学官連携の拠点としてご活用いただけます。さらに、来館者が自由に見学できる大型の実験水槽や、函館港が一望できる展望ロビー、海水を使用できる実習室、学会開催を想定した会議室なども備えています。まさに、函館国際水産・海洋都市構想のシンボルとしての役割を担います。
施設・設備の概要
所在地 函館市弁天町20番5号
延床面積 8,866.79m2
本館鉄筋コンクリート造2階建(一部4階建)7,543.61m2
- ・研究室(入居研究機関の居室およびドライラボ 計31室
- ・共用実験施設(生物・化学ウエットラボ、飼育培養施設、大型実験水槽など)
- ・大会議室、会議室、実習室
- ・エントランスホール
- ・事務室など
海洋調査研究棟鉄骨造2階建974.40m2
- ・実証実験室、工作室
- ・精密器具庫、調査機器保管庫 など
取水棟鉄筋コンクリート造平屋建287.99m2
- ・ろ過海水貯水槽、ポンプ室 など
車庫棟鉄筋造平屋建 60.79m2
開館時間および休館日
開館時間:午前9時から午後5時まで
休館日:土、日、祝日および12月29日~1月3日
※研究室および研究室入居者が使用する施設については、建物のメンテナンス等により臨時に供用を休止する場合以外はいつでも使用できます。