北大ガゴメの特徴を活かした化粧品原料の研究開発
北大ガゴメの有する特徴に着目し、適した加工（成分抽出）方により付加価値の高い素材原料として販売会社等へ供給する。
104号室
北海道マリンイノベーション株式会社
- 連絡先：
- TEL 0138-84-8240
- 本社等所在地：
- 函館市弁天町20-5
本センターにおける主な研究テーマ
- ・北大ガゴメ（※１）の特徴を活かした化粧品原料の研究開発
- ・海藻粉末などの加工原料の供給に関する研究開発
- ・海藻資源の安定供給を実現する流通方法に関する研究
※１ 北大ガゴメは北海道大学が開発した北大海洋栽培により機能性成分を豊富に含むガゴメ昆布。
研究の概要
海藻粉末などの加工原料の供給に関する研究開発
現在、海藻資源の多くは産地で採取、乾燥された後、加工原料として道外へ出荷されているが、この加工を産地地域内で行い、加工によって発生する付加価値を地域に留める。このために必要な技術ノウハウについて研究開発を行う。
海藻資源の安定供給を実現する流通方法に関する研究
国内屈指の海藻産地である函館地域においても、未利用の海藻は多く存在しており、これらの活用は漁業者の収入向上に繋がるほか、第二第三のガゴメ昆布として産業振興の役に立つ可能性がある。しかし、実際には、未利用海藻は資源量、採取方法、一次加工など流通面が未整備であることから、これらの課題を解決するための研究を行う。
研究が目指す成果
上記研究開発により、「海藻産業」を活性化し、自社の企業価値を高めるとともに、各研究機関による海藻産地の発展に繋がる研究を、積極的に支援し、持続的な発展を促す循環システムの構築を目指します。