ホッケ資源の変動要因解明に関する研究
近年漁獲量低下が著しいホッケ資源の回復を図るために,大量死亡が生じやすい卵や仔魚・稚魚期の生態を解明する。また,成長や生残と生息環境の関係を明らかにする。
具体的には,仔魚,稚魚,未成魚などいくつかの発育段階の個体を野外で採集し,三半規管にある「耳石」という骨の微細な輪紋を観察し,輪紋幅から日齢(孵化後経過日数)や成長速度を解明する。
本研究施設では,野外採集個体の生き残り条件を裏付けるための飼育実験を行い,成長速度が速い仔魚が生残しやすいといった特徴を解明し,効果的な資源管理方策を提案する。
具体的には,仔魚,稚魚,未成魚などいくつかの発育段階の個体を野外で採集し,三半規管にある「耳石」という骨の微細な輪紋を観察し,輪紋幅から日齢(孵化後経過日数)や成長速度を解明する。
本研究施設では,野外採集個体の生き残り条件を裏付けるための飼育実験を行い,成長速度が速い仔魚が生残しやすいといった特徴を解明し,効果的な資源管理方策を提案する。