Hakodate Research Center for Fisheries and Oceans

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入居者紹介

221号室

准教授 笠井 久会

国立大学法人北海道大学大学院水産科学研究院
国立大学法人北海道大学大学院水産科学研究院
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TEL 0138-40-8898(海洋応用生命科学部門・海洋生物工学分野)
関連リンク:
北海道大学大学院水産科学研究院・ 大学院水産科学院・水産学部
本社等所在地:
札幌市

本センターにおける主な研究テーマ

  • ・魚介類の病気,特に感染症の原因究明と,その診断・予防・治療法の開発研究

研究の概要

魚介類の病気,特に感染症の原因究明と,その診断・予防・治療法の開発研究

雌サケより体腔液を採取する様子
科学技術の進歩に伴い増養殖技術だけでなく病害防除技術も飛躍的に進歩してはいるものの,依然としてウイルス,細菌,寄生虫等による種々の疾病が発生し問題となっている。
マツカワ等海産魚を対象とした人為感染試験,ワクチンの評価試験,既往症歴把握を目的とした抗体検出系の開発等を行うこととする。

研究が目指す成果

○学術振興の観点から目指す目標
人類の限られた居住可能空間で最大限の蛋白質生産を行うためには,感染症のコントロールは最重要課題のひとつと考えられる。病原体の分類や生態,病理,治療,予防など,魚介類の疾病に関する広範囲な分野について研究を展開することで, 魚病学の発展に寄与することを目標とする。

○地域振興の観点から目指す目標
種苗放流や資源管理の取組促進など,海域に適した栽培漁業の推進による資源の増大が重要であるが,種苗放流においては,ひとたび疾病が発生すれば飼育魚の殺処分は免れない。道南地域の栽培漁業対象魚種における重要疾病の蔓延防止と持続的な養殖生産の確立に寄与し,地域社会に貢献することを目標とする。